台風・災害時ペットと同行避難ガイド、飼い主さんの対策【保存版】

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災害はいつ起こるかわかりません。災害時に瞬時にペットを守る為に、すぐに避難できるように準備が必要です。

2011年3月の東日本大震災では、置き去りになったり、逃げる際にはぐれてしまったペット達が多数いる事でニュースになりましたね。

災害時にペットとはぐれないように同行避難出来る避難所が年々増えて来ております。各自治体のHPや、窓口に問い合わせて、備えましょう。

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2011年3月の東日本大震災時におけるペットの被災概況

東日本大震災におけるペットの被災概況

東日本大震災では、地震の揺れに加え、沿岸域では津波により多くの人命が失われました が、それと共に多数のペットの命も犠牲になりました。犬については、狂犬病予防法に基づく登録が義務付けられていることから、各自治体により震災発生以前の飼養頭数(登録頭数) が把握されていましたが、震災により死亡した頭数については、青森県で少なくとも 31 頭、 岩手県で 602 頭、福島県では約 2,500 頭との報告がある他は、不明とされています。一方、 猫については犬のような登録制度がないため、いずれの自治体においても、震災以前の飼養 状況や震災による被災状況がほとんど分かっていません。

データは環境庁より引用
※環境庁のURLはこちら

2018年・2019年の災害時にペット受け入れを拒否

2018年・2019年の災害時には、前もって各自治体がSNSにより同行避難を呼びかけるも、一部避難所で受け入れ拒否されるというニュースが報道され、ペットオーナーさんから困惑の声が上がったそうです。

2013年環境省は「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を作成

2013年に環境省は「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を作成しました。2018年には「人とペットの災害対策ガイドライン」へ変更・改訂し、避難する際の基本行動について説明しています。このガイドラインでは、ペットと飼い主は「同行避難」が原則です。

※環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」はこちら

大事ですのでペットオーナーの方はお読みくださいね。

ペットを避難させるために必要な避難 用品の例

犬の場合

●首輪とリード(逸走対策として小型犬などはリードを付けた上でキャリーバッグに入れる)
●クレートやケージ(扉のついたもの)
●犬用靴下やバンテージ(大型犬を徒歩で避難させる場合・瓦礫などによる怪我を防止する)

猫の場合

●キャリーバッグやケージ(経年劣化によりプラスチック製の組み立て式キャリーバッグが分解したり、扉が開いたりしないように、ガムテープなどで周囲を固定するとよい)

 

素敵ですね↑ 

 

大型犬もゆったり↑

 

両手も使えて便利です↑

 

安定感があり便利↑

 

にゃんちゃんはこちら↑ 

素敵ですね↑ 

ペット用の備蓄品と、 持ち出す際の優先順位の例

優先順位1 動物の健康や命に係わるもの

●療法食・薬
●ペットフード・水(少なくとも5日分[できれば 7 日分以上])
●キャリーバッグやケージ(猫や小動物には避難時に欠かせないアイテム)
●予備の首輪・リード(伸びないもの)
●ペットシーツ
●排泄物の処理用具
●トイレ用品(猫の場合は使い慣れた猫砂、または使用済猫砂の一部)
●食器

 

人気の猫砂↑ 

優先順位2 情報

●飼い主の連絡先と、ペットに関した飼い主以外の緊急連絡先・預け先などの情報
●ペットの写真(印刷物とともに携帯電話などに画像を保存することも有効)
●ワクチン接種状況・既往症・投薬中の薬情報・検査結果・健康状態・かかりつけの動物病院などの情報

優先順位3 ペット用品

●タオル・ブラシ
●ウェットタオルや清浄綿(目や耳の掃除など多用途に利用可能)
●ビニール袋(排泄物の処理など他用途に利用可能)
●お気に入りのおもちゃなど匂いがついた用品
●洗濯ネット(猫の場合は屋外診療・保護の際に有用)など
●ガムテープやマジック(ケージの補修、段ボールを用いたハウス作り・動物情報の掲示など多用途に使用可能)

飼い主が行うべきしつけ(抜擢)

犬の場合

●「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけを行う。
●ケージなどの中に入ることを嫌がらないように、日頃から慣らして おく。
●不必要に吠えないようにしつける。
●人や他の動物を怖がったり攻撃的にならないように慣らしておく。
●決められた場所で排泄ができるようにする。
●狂犬病予防接種に加え各種ワクチンを接種する。
●犬フィラリアやノミダニなどの寄生虫の予防・駆除を行う。
●シャンプーやトリミングにより身体を清潔に保つ。
●不妊去勢措置を行う。

猫の場合

●ケージやキャリーバッグに入ることを嫌がらないように、日頃から 慣らしておく。
●人やほかの動物を怖がらないように慣らしておく。
●決められた場所で排泄ができるようにする。
●各種ワクチン接種を行う。
●寄生虫の予防・駆除を行う。
●不妊去勢措置を行う。

飼い主が行うべき対策の例(抜擢)

平常時に行っておくこと

●住まいや飼養場所の防災対策
●ペットのしつけと健康管理
●不妊・去勢処置
●ペットが行方不明にならないための対策(鑑札・迷子札・マイクロチップなどによる所有者明示)
●ペット用の避難用品や備蓄品の確保
●避難所や避難ルートの確認などの準備
●避難所以外の避難先やペットの預け先の確保
●飼い主同士の共助のためのコミュニケーションと良好な関係の構築
●避難訓練への参加と家族単位の避難訓練(シミュレーション)の実施
●携行できるペット情報のまとめ(治療記録・ワクチン接種歴など)

災害時に行うこと

●人とペットの安全確保
●避難が必要な際のペットとの同行避難
●避難所や応急仮設住宅におけるペットの適正飼養(飼養マナーの遵 守と衛生管理・ペットの健康と安全の確保など)

行方不明にならない為の対策(抜擢)

犬の場合

●首輪と迷子札
●鑑札・狂犬病予防注射済票(飼い犬は狂犬病予防法により鑑札の装着、 年一回の狂犬病予防注射をしたことの証明となる注射済票の装着が 義務づけられている)
●マイクロチップ(必ず、(公社)日本獣医師会などに飼い主情報及び 動物情報の登録を行うこと)

猫の場合

●首輪と迷子札(猫の首輪はひっかかりを防止するために、力が加わると外れるタイプがよいと言われるが、これを利用する場合はマイ クロチップの装着を強く推奨する
●マイクロチップ(必ず、(公社)日本獣医師会などに飼い主情報及び 動物情報の登録を行うこと)

台風10号同伴避難可能な自治体

変更になる可能性もございますので必ず各自治体にご確認の上同行避難されてください。またご高齢の方や、情報入手できない方も多々いらっしゃいますので、周囲のペットオーナーの方にもお声掛けをよろしくお願い致します。

 Twitterより引用
熊本市

Twitterより引用
大村市

Twitterより引用
霧島市

Twitterより引用
呉市

Twitterより引用
新上五島市

街の声は?

Twitterより引用
大西市

よかったですね。

Twitterより引用
にゃんちゃんのオーナーさん

まだまだ改善が必要ですね。

Twitterより引用
わんちゃんのオーナーさん

同行避難所はかなり少ないようです。

まとめ

台風・災害時ペットと同行避難ガイドについて纏めてみました。

重要事項

  • 同行避難出来る自治体が非常に少ないので早めに確認しましょう。
  • 迷子対策をしっかりしておきましょう。
  • 高齢者や情報入手の出来ない方にお声かけをしてみましょう。

※環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」はこちら

ペットは口もきけませんし、お家も分かりません。飼い主さんだけが頼りです。災害時にはぐれたりしないように気をつけたいですね。

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